文化


文 化の分野では、メキシコの存在が日本の一般市民に認識されている。メキシコ政府は、メキシコ文化の現状を普及するべく、様々な活動を展開している。室内楽 団のリサイタルやオペラの公演などでクラシック音楽の様子を伝えたり、現代音楽の一端を舞踊やビデオとともにマルチメディアの導入で紹介している。演劇で は、スタイル上で異なる両国の手法を融合させる試みも見られる。造形芸術の分野でも、建築作品としての愛知万博メキシコ館をはじめ、コンテンポラリー・ アートの作品展開催や各種国際芸術祭への参加を実現している。

日本の国内には、メキシコの民芸品や民族舞踊、壁画運動を代表する画家た ち、60年代のラテン音楽などでメキシコを知っているが、近現代のメキシコ文化をその延長線上に認識できない人々もいる中で、現代の文化を紹介してメキシ コのイメージをアップデートするプロモーション事業を継続する意義は大きい。

2009年5月には在日メキシコ大使館の別館に多目的ホール として「エスパシオ・メヒカーノ」が開設された。業務開始の第1日目から、文化、芸術、教育、観光の各分野で必要なプロモーション用の空間となり、ビジネ スチャンスを求める企業の会合や、メキシコ人とメキシコのアミーゴスが出会い懇談する最適の場所となっている。

メキシコの愛知万博参加が多大な関心を集め、「ベラーノ・デ・メヒコ2009」と「2010年:独立200周年」の各種記念行事を通じて、メキシコと日本の間で相互理解が深まった。